眠れません

眠りに関する問題は、

入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒の大きく3つあります。


それぞれに対応する睡眠薬が開発されていて、

精神科、心療内科、内科で相談すると

睡眠の困り状況に応じて処方してもらえます。

 

お医者さんたちにとって睡眠薬は、

海外に渡航する際に時差をカバーするために

機内で眠る際に使うなど身近なもののようです。

ただ、睡眠薬に頼る前に、

自分で克服したいと考える方も多いと思います。


眠れない時(入眠困難時)によく感じることは「焦り」だと思います。

明日は何時に起きないといけないのに、眠れない。

睡眠時間を7〜8時間は確保しないといけないという知識から

不安になることもあれば、

自分は7〜8時間は眠らないと持たないという思いもあると思います。

 

眠ろうとすればするほど眠れないということはよくあります。

睡眠時間を大切にすることは一見正しいですが、

そのことが悪循環につながってしまいます。


睡眠時間2〜3時間が2週間以上続くときは、

やはり病院を受診してもらいたいですが、

そうではない時には、考え方として長くて1週間、

短くて3日間で帳尻を合わせるという考え方が

「焦り」を減らすことにつながると思います。

 

例えば、月曜日に2時間しか眠れなくても、

その分、火曜日あるいは水曜日は早めに寝床に入る、

あるいは休みの日にゆっくり眠ればいいと考えるやり方です。

 

そのためには、朝は決まった時間、

少なくとも午前中には起きるということが大切です。

そうしていくと、

昼間に午睡(15〜30分が効果的と言われています)を

したくなったり、夜に自然に眠くなってきたりすると思います。

 

また、眠れなくても横になっておくということで、

肝臓に血液を十分に送ることができ、疲れをとることができます。

眠れない時に眠らなくてはと「焦り」を強めず、

ただ横になって音楽を聴いたり、本を読んだり、

なるべく思考が悪循環に入らないように、

自分が好きなことをしてリラックスするように

心がけていただけたら好循環につながっていくように思います。

(臨床心理士 吉岡和子)

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