価値観や年代の違う人たちとうまくやっていくには、どんなことを心がけるといいのでしょうか

価値観や年代の違う人たちと一緒に何事かに取り組むことは、

日常生活の中でもしばしば経験されることでしょう。

そんな時、

「うまくやっていかないといけない!」という考えが強すぎると、

却って自分を追い込んでしまうことが少なくありません。

 

世代が違えば考え方も異なることでしょう。

また、それまでの人生も、皆さん方の性格も、

全てが他の人と完璧に重なり合うことの方が

むしろ少ないのではないでしょうか?

「うまくやっていこう」という気持ちは持ちつつも、

どこかで「意見が合わないことだってあるだろうし、それが当たり前」

くらいの考え方を持っておく方が、

皆さんの心の安定につながるかもしれません。 

 

また、私たちは知らず知らずのうちに、

物事に対して是か非かの判断を下してしまう傾向があります。

時には、自分の中でいったんは正しいと思ったことに対して、

後日、異なる判断をすることもあるでしょう。

一方、同じ出来事でも立場や世代が異なれば、

全く正反対の評価がなされることもよく見られることです。

 

自分の言動を振り返ってみて「〜であるべきだ!」などという言い方を

していることはありませんか?

あなたにとっては「〜であるべき」かもしれませんが、

皆さんが接する様々な方々にとってみては、

必ずしもそうではないかもしれません。

 

目の前で起きている様々な出来事に価値判断を加えず、

ただありのままにその出来事を見つめること、感じること。

そうした姿勢を身につけることも、

自ずと冒頭で問題となったような

価値観や年代の違う人たちとどうつきあうかと言った悩みの解決に

つながることかと思います。

 

そのために有効な日々の積み重ねとして、

座禅や瞑想が有効であることが近年指摘されています。

(臨床心理士 田中勝則)

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