セルフケアというのは具体的にどういうことをしたらいいのでしょうか

「セルフケア」というのは「自分で自分をいたわる」ということです。

 

自分のからだや気持ちが「ちょっとしんどいな」と思った時に、

そんな自分が少しでも楽になる方法を実施することを

セルフケアと言います。気分転換や休息などです。

 

具体的には、「寝る」(ぐっすりよく眠る、のが理想的ですが、

ちょっと横になる、だけでもずいぶん違います)、

「のんびり、ぼーっとする」、「おいしいものを食べる」、

「気の置けない友人とおしゃべりする」、「趣味を楽しむ」、

「運動する」、などなんでもかまいません。

 

簡単に短い時間でできるものから、少し手間のかかるものまで、

いろいろ自分なりのバリエーションを持っておくとよいでしょう。

 

からだの疲れがひどい時には、

まず休息を取ってからだを休めることが何よりのセルフケアですが、

精神的な疲れは寝ているだけでは回復しにくいことがあります。

 

「どうすれば今より少しでも気分が楽になるだろう?」と

自分に聞いてみて、

その時の自分になるべくぴったりくる方法が見つけられれば、

それがその時のあなたにとって最適なセルフケアです。

 

もっとも、何でも自分ひとりでなんとかする必要はありません。

誰かに話を聞いてもらったり、

助けてもらったりすることはとても大事です。

「必要な助けを求めることができる」というのも立派なセルフケアです。

 

身体的な疲労に比べ、精神的な疲労は他の人から見て判断しにくく、

また同じ体験をしても疲労する程度はひとによって異なります。

自分がどのくらい疲れているのか分かるのは自分だけです。

「他の人は元気にがんばっているのだから、自分が疲れるのはおかしい」

ということはありません。

早めでこまめなセルフケアで、自分を大事にしてあげましょう。

 

(臨床心理士 土井晶子

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